拠点概要
からだの活性化を科学し、革新技術で健康寿命社会に貢献する。R-GIRO「からだ活性化総合科学技術研究拠点」では、人のからだを活性化することを目的に、重要ターゲットとして筋肉を取り上げ、筋肉を活性化する科学技術を総合的に展開する研究取り組みを開始しています。寝たきりやロコモーションの問題に直結する筋肉減弱症の予防の観点から、筋肉を活性化することは非常に重要なテーマとなっています。我々は既にメタボリックシンドロームの原因と位置づけられる加齢性筋肉減弱症(サルコペニア)の評価・介入方法において多くの成果を発表しています。平成26年度に文部科学省の「私立大学戦略研究基盤形成支援事業」に「微量筋組織解析のナノ・マイクロバイオ解析を特長とするサルコペニア研究拠点」が採択され、研究活動を本格化させてきました。R-GIRO「からだ活性化総合科学技術研究拠点」では、からだ活性化手法として、幹細胞、特に培養が容易で癌化しにくい間葉系幹細胞のドラッグデリバリー、培養細胞組織を用いた薬効評価に着目し、活動をスタートさせています。
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